脱毛マニュアル広場

   

毛周期で脱毛は効果的になる

すね毛や脇毛などムダ毛に悩まされているのであれば、カミソリで処理をするよりも、脱毛サロンでプロの施術を受けたほうが手間がかかりませんし良い仕上がりを期待できます。でも、施術をするのはいつでも同じ、というわけではなく効果が高い時期とあまり効果を感じられない時期があります。

なぜ、そのような違いが出てくるのかというと、毛が生え変わる毛周期のためです。これは髪の毛も含めて全身の毛で行われているのですが、大きく分けて4つの段階を経て生えては抜けるという周回が行われています。最初は「成長初期」です。髪の毛を生み出す毛母細胞は、毛乳頭を通じて血管が運んだ栄養・酸素を受け取って細胞分裂を始めます。

次に「成長期」になると、細胞分裂は活発になり毛は太く強いものになります。このころになると長さも出てきて毛穴かから毛が皮膚の上に出てきて視認することができます。

そこから「退行期」に入ります。成長期を経て十分に毛が成長したら、毛球という毛母細胞と毛乳頭がある丸い玉のような部分が縮小していきます。縮小してくると毛母細胞は細胞分裂をやめて成長が止まります。また毛母細胞と毛乳頭の距離も離れていき、皮膚の下にある部分つまり毛根は切り離される準備が始まります。小さくなった毛球からは新たな毛が生え始めて、古い毛根は上へと押し上げられていきます。このとき、ちょっとした刺激を与えると簡単に、古い毛は抜けます。

退行期を経たら自然に抜け落ちる「休止期」となり毛母細胞は休止状態になります。完全に分離した古い毛は自然に抜け落ちて次の毛が生まれる準備期間へと突入します。そして一定期間が経つとまた「成長期」が始まり毛周期は繰り返されていくのです。

このように体のあちこちで毛は古いものから新しいものへと生まれ変わっているわけですが、脱毛をするのにすでに抜け落ちる準備が出来ている「退行期」「休止期」に施術をしたところで大した効果が出てこず、再び毛が生えてくるだけです。やるならば、成長している最中であり、メラニン色素を多く含んでいる成長初期あるいは成長期が良いタイミングです。ただ、すべての毛が同じタイミングで生え変わるわけではありません。それぞれに毛周期は違いますから、1回だけ施術をしたところで期待通りの結果を得られるわけではないんです。一般的に全体のムダ毛で皮膚の表面から出ている成長期の毛は20%といわれています。つまり8割は皮膚の下で静かに眠る「休止期」になっているか、もう抜け落ちる「退行期」に差し掛かっているわけです。

ですから、1回の施術で脱毛ができたところで、しばらくすれば休止期から成長期になった毛が生えるのでまたムダ毛に悩まされることになります。そういうこともあって、脱毛サロンでは数ヶ月に1度の頻度で施術を行い、脱毛効果を高めていくのです。

なお、毛によって毛周期のタイミングだけでなく、間隔も異なります。成長期から退行期までの過程を見ていくと、顔であれば半年から1年間で成長期となる期間は1ヶ月から2ヶ月程度、脇では1年から2年半のサイクルで成長期は4ヶ月から5ヶ月です。このことを踏まえて、施術をするペースを決めていかなければいけません。

毛周期を考えて脱毛サロンに通うならば、自己処理はしないようにしましょう。たしかに施術を受けても完全にきれいな肌になっていないかもしれません。だからといってカミソリやピンセットを使って自己処理をしてしまうと毛乳頭は次の毛を生やそうとして細胞分裂を始めてしまいます。そうなると施術の効果が薄れてしまい費用をかけて行うことが無駄になることもあります。あと生理不順などでも毛周期の乱れは起きるので体調を万全にすることが大切です。

サロン , 体調不良 , 効果 , 脱毛時期